皆さんは「Webセミナー」を視聴された経験がありますでしょうか?
ご存知の通り、採用活動における説明会も面接も、いま一気にWeb化が進んでいます。
採用の世界にもWebセミナーと呼ばれるものは随分前から存在していましたが、
当初は説明会の様子を録画して配信するだけのものでしたので、
「実際にちゃんと視聴してくれたのか?」「理解度はどうだったのか?」など
対面に比べると今ひとつ手応えを感じにくいものでした。
ですが、現在では“リアルタイム”かつ“双方向”でのコミュニケーションができるようになり、
相互に臨場感を感じられるセミナー開催が可能です。
その一方で、“リアルタイム”かつ“双方向”ゆえの難しさがあるというのも事実で、
「初めてのWebセミナーなので、気を付けるべきポイントを教えてほしい」
「満足度や理解度を高めるために、何か改善点はないか?」
といったご相談を数多くいただくようになっています。
そこで今回は、Webセミナーをより効果的なものにするためのポイントをまとめてみました。
ぜひお目通しの上、ご活用いただければと思います。
カメラ目線を意識することは最重要です(原稿を読まない/目線を落とさない等)。
プレゼンターが視聴者に語り掛けているという雰囲気によって、視聴者の参加意識が高まります。
「ちょっと明るいかなぁ」と思うくらいが、視聴者にとって見やすい明るさです。
PCに内蔵されているカメラを使用する場合は、特に注意が必要です。
スマホで視聴する学生も多いので、文字サイズには注意しましょう。
Webセミナーでは視聴者の反応が分からないため、話しにくさを感じるプレゼンターも多いはず。
ですが、誰かが前に座って頷いていることで、とても話しやすくなるものです。
もしコンテンツごとにプレゼンターを変えられれば、展開にメリハリが生まれ、視聴者は飽きにくくなります。
学生とのチャットや進行管理はグッと安定しますし、機器・システム・回線のトラブルにも素早く対処できます。
先述の通り、抑揚やメリハリは重要です。
単調なリズムでプレゼンが展開されると、自宅でリラックスしている視聴者は、飽きたり、眠くなったりしています。
カメラの前に座ると動きが少なくなりやすいので、いつもより意識を強めに。
あらかじめ後ろにホワイトボードを用意しておき、それを使いながら説明するような動きも効果的です。
「音声は聞こえていますか?」「今日の天気は?」など、学生がその場ですぐ回答できる質問をしてみます。
双方向のやりとりで視聴者の注意を引くことができますし、冒頭で使えばアイスブレイクにもなります。
事前に目を通しておいてもらえば、理解がより深まります。
メモを取りやすくなったり、形に残ったりする点でも有効です。
急に始まり、急に終わるという印象を与えないための“つなぎ”の役割です。
コンテンツの合間に会議室からの景色を映すだけでも、流れに変化を加えることができます。
例えばオフィスを見せることが、働く環境のイメージに繋がったりもします。
今回はWebセミナー開催時のポイントをご紹介しましたが、いかがでしょうか?
どれもすぐに実践できますので、ぜひご検討ください。
ご意見やご感想、「当社ではこうやったら上手くできたよ」といった事例もぜひお寄せください。
また、Webセミナー導入についてお困りごとがありましたら、
システムの選定から運用までお気軽にお問合せいただければと思います。