企業は「組織」の集合体であり、組織は「人」の集合体です。人事の仕事の目的を一言でいえば、この「人」と「組織」のパフォーマンスを最大化し、経営戦略の実現に貢献することです。
「人事」の仕事は、採用に始まり、育成・配置・評価、最終的には退職に至るまで、「人と組織」のあらゆる場面に関わります。
企業の人事部が抱えている様々な課題。日々の煩雑な業務を処理しながら、限られた時間で検討を重ねても、簡単に答えを見出せるものではありません。そういったとき、人事のプロフェッショナルとして解決策を提案したり、業務の合理化を推進して施策を検討する時間を創出したり。様々なサービスを通して人事領域における課題を解決すること、それがレジェンダのビジネスです。
人事の仕事は経験則・感覚に頼りがち。データ分析による実証的な構想力や、実行しながらアクションそのものを磨いていく改善力を強みにしています。
レジェンダが「大規模・複雑な課題解決への対応力」に定評があるのは、具体的な課題解決のアクションプランの設計や実行に「プロジェクトマネジメント」を取り入れているから。
ここでのプロジェクトマネジメントとは、目標達成までに必要な要素を徹底的に洗い出し、自社も顧客もひとつのチームとして捉え、フローの構築・スケジュールの策定・役割分担や作業の具体化などを綿密に行い、目標達成までのプロセスを確かなものにしていく技術のことです。
この技術を取り入れることで、プロジェクトの状況をいつでも正確に把握することや、検証と改善の繰り返しによるアクション全体の高度化が可能になり、よりよい成果を得ることができるのです。
人事部(もしくは人事機能)を持たない企業はなく、世の中のあらゆる企業がレジェンダの顧客になり得ます。また同じような規模の企業でも、例えば業界が異なれば、全く違う課題を抱えているというのが実際のところ。そういった様々な課題と向き合うことは、一般的な企業では決してできない経験です。それに加えて、「人と組織」や「働く」というテーマは、毎日のように新たなニュースが生まれる注目の分野。人事の領域は変化に溢れ、その変化に対応していくことが常に求められます。人事の課題解決に絶対の正解はなく、容易に答えが見つからない難しさもありますが、だからこぞ自分の智恵と行動で道を切り拓いている実感が味わえます。大きく成長したいという人にとっては最適な環境と言えるかも知れません。
どんな仕事でもそうであるように、コストや手間を掛けずに「それなり」な取り組みであっても、人事の仕事は成立します。
ですが、「コストや手間を掛けてでも、よりよいやり方や成果を追求しよう」と考える企業がレジェンダの顧客です。
前向きで視座の高い顧客と向き合いながら、大きな目標を掲げ、達成まで併走していくことがレジェンダには求められています。
目指すべきゴールや成果が明確なので、社内外がひとつのチームになり、一体感をもってやり遂げる実感を得られるはず。
だからこそ、成果が出た時の喜びはひとしおです。
「人と組織」に関わる課題には簡単に解決できない複雑さと難しさがあり、また、どこかの会社の成功事例がそのまま他社で通用するものでもありません。
課題が様々であるように、その解決策も様々で、構想した解決策をチューニングして、いかにその企業の「人と組織」にフィットさせていくかが、レジェンダの腕の見せどころになります。データ分析を通して得られた根拠、実際に現場で働く社員とのコミュニケーションから見えてくる事実、そういったひとつひとつを材料にしながら、課題解決策を練り上げていきます。
顧客と意見が合わないこともありますが、忖度は不要。レジェンダが目指しているのは、人事の課題解決のための最適な提案ができる「真のパートナー」だからです。
顧客企業の抱える様々な人事課題に向き合い、
社内外の力を結集しながら、解決策を構想・実行していきます。
顧客からヒアリングした課題や要望を基にして、採用戦略やアクションプランの立案、イベントや選考手法の企画・設計など、採用活動に関わる全てがコンサルティングの対象です。常に変化する採用市場や競合企業の動向に合わせて戦略変更を提案するなど、常に柔軟な動きが求められます。
コスト・知恵・手間を掛けず「それなり」で取り組んでも、採用活動は成立します。が、「予算を掛けてでも、よりよいやり方や成果を追求しよう」と考える企業が我々の顧客。前向きで視座が高い顧客と向き合い、協業していくのは醍醐味のひとつです。
採用活動は数多くの関係者と共に進めていきます。顧客企業の人事だけでなく、面接を担当する現場社員や経営陣、そして時には就職サイトの運営会社など外部パートナーとの協働も必要になります。ハブとして機能しながら様々な力の相乗をつくることが、採用活動の成功に繋がっていきます。
プロジェクトの規模や内容によってメンバーの人数や構成は様々ですが、すべてのプロジェクトに求められるのがチームワーク。採用戦略の立案から細かな実務まで、メンバーの知恵や力を集結して進めていきます。
例えば超大手企業の1,000人採用や、日本に数名という特殊なエンジニアの採用など。顧客が抱える課題は様々で、そしてどれもチャレンジング。そんなチャレンジの連続を通して、課題解決/マーケティング/クリエイティブなど、多様なスキルやナレッジが身に付きます。
アウトソーシングで実務を担っているからこそ得られる事実と根拠があります。そういった事実と根拠に基づくコンサルティングだからこそ大きな成果に繋がり、またその次もその成果を再現できるのです。
採用の施策に絶対の正解はなく、容易に答えが見つからない難しさもありますが、自分の智恵と行動で道を切り拓いている実感が味わえます。そういったプロセスを経るからこそ、これまではなかった新しいサービスが生まれることもあるのです。
例えば定型業務の効率化に関するコンサルティングや実行支援によって、人事がより戦略的な業務に集中できる環境を創出します。それらのひとつひとつが、実は経営戦略の実現や従業員の満足度向上に繋がっています。
人事システムをプラットフォームにして、勤怠管理・給与計算・社会保険手続・各種証明書発行など、一連の人事業務をアウトソーシングサービスで担っています。定型的な業務の運用だけでなく、常に効率化や改善を図っています。
顧客の課題や取り巻く状況の変化、法改正に伴う対応など、その時々で人事の業務がどうあるべきかを考えながらソリューションを提供。勤怠管理や給与計算も仕組みを変更するなど、日常の業務までソリューションを落とし込んでいきます。
20名を超えるメンバーで構成される大規模プロジェクトもあれば、数名で小規模プロジェクトを複数担当するケースもあります。また事業部全体でノウハウを共有したり、勉強会で最新の人事ナレッジを学んだりするなど、常にチームの力を向上しようと努めています。
企業を取り巻く環境、従業員の働き方や価値観がスピーディーに変化するなか、人事が経営や従業員と向き合うことの重要性は高まり続けています。顧客の第二人事部として併走することで、経営や従業員と向き合うことに貢献しています。
日々の業務がよりスムーズに進むよう仕組みを改善していくことはもちろん、人事業務の再構築や制度設計に関わったり、必要に応じてシステムの仕様を検討したり。企業の人事担当者ではなかなか触れない領域まで経験できることが、スキルアップに繋がっています。
様々な顧客企業の人事・労務に関わることができるのは、コンサルティング・アウトソーシングを担うからこそ。人事のプロフェッショナルとして、専門性や知見の幅広さ、最新の人事ナレッジなどをいち早く身に付けられる環境です。
クラウド型人事システム「EHR」を事業部の担当者と共に顧客へ提案するほか、導入にあたっての業務設計やカスタマイズの要件定義において中心的な役割を担うなど、サービスとシステムが相乗効果を生むようサポートしていきます。
法改正やセキュリティ強化への要請など、人事とシステムを取り巻く環境は変わり続けます。社会や顧客に求められることをシステム上で実現しながら、顧客や事業をリードしていきます。
システムの導入後は事業部のプロジェクト担当者と共に運用サポートにあたり、顧客とのリレーションは継続していきます。事業部のコンサルティング・アウトソーシングの基盤を支える存在です。
システムの企画・設計や進捗管理が主な業務となり、開発や監視は外部パートナーと連携しながら進めていくことになります。
人事領域のコンサルティング・アウトソーシングなどサービスとの相乗効果で、課題解決や成果の最大化に貢献。システムのみを提供している他社とは一線を画する強みであり、顧客からの信頼にも繋がっています。
開発や検証に関する業務はパートナー企業への依頼を中心に進めています。そのため、システムの企画やカスタマイズの仕様設計、導入コンサルティング、チームマネジメントといったやるべきこと/やりたいことに集中できます。
業界を代表する大企業のシステム導入において中心的な役割を果たしたり、新機能開発のプロセスで普遍的な採用課題の解決手法を検討したり、様々な業務の経験を積むことが成長とやりがいに繋がっています。
『人事のプロフェッショナル』育成のための
教育・研修制度と評価制度を紹介します。
人事領域の専門知識や業務に必要なビジネススキルを習得いただける様々な研修プログラムとキャリア支援施策を実行しています。
ビジネスマナー | あいさつ/身嗜み/訪問・来客対応/電話対応etc |
IT リテラシー | PC/Eメール/ビジネス文書/セキュリティ/Excelなどビジネスアプリケーション全般 |
プレゼンテーションスキル | 顧客への提案や上司への報告など、ビジネスの現場で活きるプレゼンテーションの基礎 |
ファシリテーションスキル | 会議や商談などコミュニケーションの場を、建設的かつスムーズに進めるための基本的なスキル |
プロジェクトワーク | プロジェクトを疑似体験。顧客へのヒアリングと課題形成から、ソリューションを提案するプレゼンまで |
OJT トレーニング | 採用支援事業部/人事・労務支援事業部で各2週間。実際の仕事を知ってから配属先の希望を検討します |
公開講座 | 他企業の新入社員と受講。パラダイムシフト/PDCA/ビジネスコミュニケーション/ストレスコントロールなど |
上記のほか、役員講話や先輩社員との懇親会など、様々な層との接点を用意。表彰式の運営等も担いながら、カルチャーに馴染んでいきます。その後も月1回のフォロー面談やメンター制度により、配属先でのスムーズな定着・活躍を支援しています。
マネジメントにおいて必要となる「聞く力」を養います。相手のよき理解者・相談相手になり、関係性を構築することで人を動かしていくというコミュニケーションスタイルを身に付けます。
数字に基づくコミュニケーションや意思決定ができる力を養います。基礎的な統計手法や財務諸表の読み解き方などを学びながら、数字の把握力・分析力だけでなく、実務における選択力・予測力・表現力を習得します。
チーム単位(リーダー×メンバー)でミーティングを継続開催。サーベイ結果から抽出した組織課題に対して共に向き合い、行動を変え、よい組織・風土づくりを目指します。
当社の人事制度では、期待されるミッション・職務と各自の職務遂行能力を基にした「職制・職種・職能グレード制度」を採用しています。将来的に専門性を活かしたプロフェッショナルとして仕事をしていくか、事業・経営に携わっていくかを選択可能な複線型の人事制度です。人事評価については、半年に一度、「業績」「能力」の2項目を対象に実施しています。この2項目について期初に目標設定を行い、期末にはその目標に対する成果を振り返ります。期中において目標達成のために取り組んだプロセスと成果を、役員・マネージャーに対して直接発表する「成果プレゼンテーション」の機会もあり、相互に納得感のある人事考課を目指しています。
職制:各自の能力・経験に応じて会社が期待すること(ミッション)を明確にするための区分
職種:プロフェッショナル職制において、業務上担うべき役割と必要な専門性を明確にするための区分
職能グレード:「職能」とは「職務遂行能力」のことを言い、「職能グレード」とは「職務遂行能力」を階層化した「人基準」での等級
経営理念(Vision/Mission/Value)を体現しながら素晴らしい成果を残した社員を対象にした表彰制度があります。「周囲に関心を持ちながら、相互に褒め合える風土づくりをしていきたい」という想いから、表彰者は社員投票によって選出される流れになっています。
全社に募集要項が開示され、募集要件と希望がマッチすれば誰でも応募できます。現所属部門の上司は通さずに、公募実施部門への応募ができ、選考を通過することで異動が実現します。
年2回を目安に実施しており、自己申告の内容は会社・仕事に対する満足度や異動希望など、多岐にわたります。キャリアプランに基づいた希望や、誰かに相談しにくい悩みごとなど、自由に活用できる制度です。