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アレクシオンファーマ合同会社様

採用ソリューション “希少疾患ならびに深刻な状態に苦しむ患者さんとそのご家族の生活を一変させる”強い熱意で、この使命を実現するために変革期を牽引する人材の大規模採用に成功、中期成長戦略の実現へ
社名 アレクシオンファーマ合同会社
本社 東京都渋谷区恵比寿1丁目18-14
設立 2008年9月
従業員数 241名(2020年10月現在)
事業内容 日本及び外国における医薬品の製造、 販売及び輸入

“希少疾患ならびに深刻な状態に苦しむ患者さんとそのご家族の生活を一変させる“という使命の実現のため、超希少疾患に対する治療薬の開発や疾患に関する啓発活動を続けているアレクシオンファーマ。同社では2019年に策定された中期成長戦略を背景に、大規模な増員が必要となりました。その増員計画をわずか半年で実行した経緯を人事責任者の中村氏に伺いました。

    • 人事・総務部 ディレクター
      中村 麻友子 氏

サービス導入の背景

  • 中期成長戦略の実現のため、大規模な採用活動がスタート

    お声掛けいただいた頃の御社の状況を教えてください。

    中村氏「2019年に日本法人の中期成長戦略が策定され、2020年に入ってから実行が本格化しています。そのひとつに、組織拡大に向けた大規模な増員計画がありました。

    当時は採用・人材開発を兼務するシニアマネージャーが1人とアシスタントが1人という体制で、本来の採用計画に加えて、新たな増員計画を実行するのは難しい状況でした。

    成長戦略は人材がいて初めて実行されます。同時にリクルーターの採用も始めていましたが、より早急に採用活動の体制を強化しようと思い、前職で関わりがあったレジェンダに声を掛けたというのが経緯です」

    弊社を選んでいただいた理由は何でしょうか?

    中村氏「ポイントは2点でした。1点目は「外資系製薬企業における豊富な採用経験があるか」ということ、そして2点目は、「コーディネーターが海外のHiring Managerとのやりとりに対応できるか」ということです。

    こちらの声掛けから数週間で、当社専任のリクルーターとコーディネーターをアサインし、加えてプロジェクトマネジャーを配置する形で、しっかりとした体制を確保していただきました。

    成長戦略のタイムラインを考えると、早期に採用を実現するスピードが必要です。また当社は希少疾患に特化した製薬メーカーであり、どのポジションを理解するにも高い専門性が要求され、候補者に対する訴求ポイントも非常にユニークです。それを理解していただき、スピード感を持って実行していけることが重要だったのです」

サービス導入後の変化

  • フルリモートでも確かなチームワークで、オファーの承諾率は100%を継続

    Q.弊社に任せていただいたのは、どのような業務ですか?

    中村氏「中期成長戦略において必要な中途採用をEnd to Endでお任せしました。完全に当社のリクルーターとして、最初にHiring Managerにコンタクトを取ることから、ソーシングまで対応いただいています。途中で計画にないポジションも採用することになりましたが、その際も柔軟に対応いただきました」

    End to Endでお任せいただくと、プロセスや進捗が見えにくくなりがちですが、いかがでしたか?

    中村氏「週1回のミーティングを設けて、そこで確認できていたので、全く不安はなかったです。ダッシュボードを共有して定量的に状況把握ができていたことも含め、的確な情報共有が為されていたと思います。レジェンダのサービスイン後に入社したリクルーターには、このミーティングが参考になったと思いますし、結果的にリクルーターのオンボーディングにも関わっていただき、大変助かりました」

  • Q.体制づくりや状況の可視化の話がありましたが、他に価値を感じていただけたことはありますか?

    中村氏「振り替えってまとめてみると、5つあったと思います」

    ①サービスインからのスピード
    2019年に策定された中期成長戦略のタイムラインは非常に短く、2020年までにかなりの数のポジションを埋めていくスピードが必要でした。

    またアレクシオンの業務自体が、希少疾患に特化した製薬メーカーということで、どのポジションでも高い専門性が要求されますが、そこも素早く理解して対応いただけました。

    加えて別の観点からお伝えすると、面接を短いタイムスパンで調整していただいたおかげで、全体のプロセスがスピーディーに進みました。当社は面接官が海外の人材であることも頻繁にありますし、その場合は時差もあります。日時の調整先がアメリカやヨーロッパなど多岐にわたるなか、コーディネーターの方が献身的にサポートしてくれました。

    ②採用/定着の実行力
    これはオファーの受諾率に反映されていると思うのですが、今のところオファーを断られたケースが一度もありません。それこそチームワークの賜物ですが、すごいことですよね?

    現在の体制になり、リクルーターにサポートしてもらうことで、オファー面談にもきっちり時間を割くことができました。入社された方のお話を聞いていると、基本的に皆さん入社前後のギャップがないと言ってくださるんです。そういう意味では、期待値をうまく調整してくださったと思います。今後もないと思いますが、現時点で、使用期間中にパフォーマンスが期待に満たなかったり、離脱したりという方はゼロです。そういう意味で、実行力が高いなと思いました。

    ③候補者のクオリティが高まった
    上手にエージェントを巻き込んで、当社にフィットする候補者をソーシングしていただいた印象です。あるいは、書類選考や初期の面談でだいぶ絞ってくれているんだな、というのが伝わりました。それもあって、Hiring Managerからも候補者の質が上がったというフィードバックがありましたし、私自身もそう思いました。

    ④情報共有にギャップがなかった
    既にお伝えした通り、情報共有でギャップが生じたということがありませんでした。思えば、意思疎通がお互い上手くいかなかったことはなかったように感じます。疑問に思っていることやできないことは最初からハッキリと言ってくれますし、上手くいかないことがあれば早めに教えてほしいとお伝えしていたことも、そうなっていたと思います。

    ⑤フルリモートでのスムーズな業務遂行
    コロナの影響でサービスイン時点ではオフィスクローズをしていたので、実はまだ一度もお会いしていません。それでも信頼できるパートナーとして何の違和感もなかったです。フルリモートでも、できるものなんですね。リクルーターとコーディネーターが、Hiring Managerの適切な判断を支えてくれたと思います。

    レジェンダがコロナ対策をしっかり行っていたこともよかったです。弊社が社員の安全や感染拡大防止のために慎重な姿勢でしたので、そういったスタンスも合致していたと思います。

    Q.先程オファーの承諾率が100%で、入社後のギャップもないと伺いましたが、採用活動の成果が他にあれば教えてください。

    中村氏「入社してこられた方が、既存社員によい影響を与えているように思います。今はトランスフォーメーションが進んでいる変革期であり、“専門スキルに加え、変革期のチェンジエージェントとしてリーダーシップを発揮できる人材”という高い基準で採用してきましたが、それに応えていただける方が入社してくだいました」

今後のチャレンジ

  • アレクシオンの魅力を伝えて、自然と候補者から選ばれる会社を目指したい

    Q.貴社の人事として、今後力を入れていきたいことがあれば教えてください。

    中村氏「アレクシオンには、魅力的な製品があり、優秀な社員たちが日々患者さんのために真剣に仕事をしています。そういう社員が集まっているんですよね。ただ、規模が小さいので、私も入社するまではその素晴らしさを知りませんでした。

    面接などで初めて「いい会社」だと思ってもらうのは、勿体ないと感じています。ですので、人材マーケットに対して、アレクシオンのよさをもっと伝えていきたいと思っています」

    ―同社のリクルーターである廣瀬氏からも採用活動を振り返ってコメントをいただきました。

    廣瀬氏「レジェンダとは、クライアントとベンダーの関係を超えて、One Teamで仕事ができました。そこでの安心感やチーム内で生まれた信頼関係が、実行のスピードに繋がったと思います。

    アレクシオンが大切にしている価値観を体現してくださり、素晴らしい方を採用できました。能力だけでなく、人物面でも本当にアレクシオンにマッチする方ばかりです。

    今後はこの良好な関係性を引き継いで、候補者からも選ばれる立場を目指していきたいと思います。自然にアレクシオンに行きたいと言ってもらえるような、新しい風を吹かせていきたいです」

番外編

    ―今回の採用計画を達成したキーマンの1人である当社のリクルーターに、候補者の集め方やオファー承諾率100%に繋がったポイントを聞いてみました。

    「最初は手探りでしたが、アレクシオンのHiring Managerや現場の方にお話を伺い、候補者に対するフィードバックをいただく中で、自分の考え方をアジャストできたと思っています。アレクシオンファーマという会社は“前例がない/少ない中でやっていけるかどうかが大切”という共通した価値観をどのポジションの方も持っており、そこに気付けたことが非常に重要でした。

    それをエージェントの方々にインプットしたり、オファー面談の中でアピールポイントとしてお伝えしたりしていました。候補者が接した社員の方々の中でも、その価値観のブレがなかったことが大きかったように思います」

    ―アレクシオンファーマの価値観を的確に掴み、それをお伝えすることで、その価値観に合致する候補者が集まるというサイクルが実現したんですね。

掲載日:2021.1.20

  • 本原稿は、掲載時点におけるお客様の取組内容を示したもので、現在の事実と異なる場合がございます。