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採用コラム中途採用者がすぐ辞める理由とは?予防策・定着率の改善方法を解説

最終更新日:2026年2月27日

「また今月も中途採用者が辞めてしまった……」と、中途採用の早期離職に悩む人事担当者は少なくありません。

中途採用者の離職は現場の疲弊、積み重なる採用コストなど、企業に多大な損失をもたらすため、経営陣からのプレッシャーも強くなりがちです。

そこで本記事では、中途採用の早期離職に悩む人事担当者のため、中途採用者がすぐに辞める7つの理由や、早期離職がもたらす金銭的・組織的な損失を解説します。

採用段階でのミスマッチ防止策や入社後のオンボーディング強化などの具体的な改善策もわかりやすく紹介するのでお役立てください。

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中途採用者の早期離職がもたらす「見えないコスト」とは

中途採用者の早期離職は、単なる「採用のやり直し」では済まされません。

企業に多大な損失をもたらす構造的な問題です。

直接的な金銭コストだけでなく、既存社員への負担増や士気低下、さらには企業イメージの悪化という見えづらいデメリットが発生します。

これらの損失を可視化し、経営層と共有することが、定着率向上への第一歩となります。

早期離職対策は、コスト削減だけでなく組織力強化への戦略的投資です。

早期離職がもたらす3つの損失

早期離職による損失は、大きく3つに分類されます。

それぞれの損失を正確に把握することで、定着率向上施策の優先順位が明確になります。

1. 直接的な金銭コスト

採用コストとして求人広告費や人材紹介手数料、面接対応時間を合わせると1人あたり50万円から100万円ほどのコストが発生します。

また入社後コストとして研修費用、教育担当者の工数、システムアカウント発行などで平均30万円から50万円が必要です。

そして離職した場合、再採用コストとして上記が再び発生するため、合計で1人あたり130万円から250万円の損失となります。

この金額は中小企業の年間利益を大きく圧迫する要因です。

2. 既存社員への負担増と士気低下

欠員補充のための業務負荷増により、残業時間の増加やプロジェクトの遅延が発生します。

「また辞めた」という失望感と組織への不信感が広がり、既存社員のモチベーション低下を招くケースもあるでしょう。

さらに、この負の連鎖により既存社員の離職リスクも上昇し、組織全体の人材流出につながる危険性があります。

この二次的な損失は、金銭換算が難しいものの、企業の競争力を著しく損なう深刻な問題です。

3. 機会損失と企業イメージの毀損

本来得られるはずだった成果の喪失として、売上や生産性の機会損失が発生します。

また口コミサイトでの低評価により「すぐ辞める人が多い」という評判が広まり、次の採用活動が難航して応募者数が減少するかもしれません。

優秀な人材ほど企業の評判を重視する傾向があるため、離職率の高さは採用市場における競争力の低下に直結します。

企業ブランドの回復には長期間を要するため、早期の対策が不可欠です。

「定着率改善」の経済効果シミュレーション

年間20名の中途採用を行う企業の場合、具体的な経済効果を試算してみましょう。

現在の定着率が60%の場合、8名が1年以内に離職します。

定着率を改善し70%にすると、離職者は6名に減少します。

削減できるコストは、2名×200万円で年間400万円です。

さらに、既存社員の離職リスク低減効果を含めると、年間500万円以上のコスト削減が見込めます。

中途採用者がすぐ辞める7つの理由

中途採用者の早期離職理由を理解すると、自社の課題を特定し、効果的な対策を講じることが可能です。

データに基づく客観的な分析が、感覚的な施策から脱却し、成果を出すための鍵となります。

各理由には企業側の盲点も記載していますので、自社の採用や教育体制を見直す際の参考にしてください。

理由1位:人間関係・職場の雰囲気になじめない

中途採用者の早期離職理由で最も多いのが、人間関係や職場の雰囲気になじめないという問題です。

具体的な要因として、既存社員からの「よそ者」扱いや排他的な雰囲気、上司のマネジメントスタイルが合わない、質問しづらい、相談できる人がいないなどの状態が挙げられます。

企業側の盲点として、既存社員は「普通」だと思っている職場文化が、外部から見ると「閉鎖的」「体育会系」と映る可能性があることです。

特に長年同じメンバーで回してきた組織ほど、新参者を受け入れる柔軟性が欠如しているケースがあります。

理由2位:求人内容と実際の業務にギャップがある

求人内容と実際の業務に大きなギャップがあることも、早期離職の主要な原因です。

具体的には、面接で説明された業務内容と実際の配属先の業務が異なる、「やりがい」「成長環境」などの抽象的表現が実態とかけ離れている、残業時間や休日出勤、業務の難易度が想定外というケースがあります。

企業側の盲点は、採用時に「良い面」だけを強調し、ネガティブな情報である繁忙期の残業実態や業務の地味な部分を隠すことで、入社後のギャップにつながるという点です。

理由3位:労働条件(残業・休日・給与)が事前説明と違う

労働条件が事前説明と異なることも、信頼を損ねる大きな要因となります。

求人票には「残業月20時間」とあったが実際は50時間超え、「完全週休2日」が形骸化しており土曜出勤が常態化、インセンティブや手当の支給条件が厳しく実質的な給与が低いなどの状況が挙げられます。

法的に問題ない範囲であっても、「説明と違う」という感覚が信頼を損ね、早期離職のトリガーとなることを理解しておくことが大切です。

厚生労働省の「令和6年雇用動向調査」によると、転職入職者が前職を辞めた理由として、労働条件を挙げる人が多い傾向です。

具体的には、男性の離職理由のうち10.1%が「給料等収入が少なかった」であり、女性の12.8%が「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」でした。

理由4位:教育体制・フォロー体制が整っていない

教育体制やフォロー体制が整っていないことも、中途採用者を不安にさせる要因です。

引き継ぎやOJTがほぼなく「見て覚えろ」スタイル、メンターや相談相手が割り当てられていない、業務マニュアルが存在しないまたは更新されていないといった状況が挙げられます。

企業側の盲点は、「中途採用イコール即戦力」という思い込みから教育やフォローを軽視している点です。

どんなに優秀な人材でも、新しい環境では一定のサポートが必要であることを認識すべきでしょう。

理由5位:会社の将来性・経営状態に不安を感じる

会社の将来性や経営状態に不安を感じることも、離職を決断させる原因となります。

具体例は、業績悪化の兆候としての売上減少やコスト削減の徹底、プロジェクト中止、頻繁な人の入れ替わりによる離職率の高さ、経営陣のビジョン不在や場当たり的な意思決定などです。

企業側の盲点として、経営状態の悪化を隠そうとすることで逆に不信感を招いている点があります。

透明性のあるコミュニケーションにより、従業員の理解と協力を得ることが重要です。

情報開示は信頼構築の第一歩です。

理由6位:キャリアアップ・成長機会が見込めない

キャリアアップや成長機会が見込めないことも、意欲の高い中途採用者にとっては離職理由となります。

例えば、年功序列が固定化しており実力があっても昇進や昇給が望めない、評価基準が不透明または存在しない、スキルアップのための研修や資格取得支援がないなどの問題があります。

企業側の盲点は、中途採用者が「キャリアアップ」を重視して転職してきているケースが多いのに、企業側がそのニーズを理解していない点です。

成長機会の提供は定着率向上の重要な要素です。

理由7位:体調不良・メンタルヘルスの問題

体調不良やメンタルヘルスの問題も、早期離職の一因となります。

その背景には、長時間労働やハラスメント、過度なプレッシャー、ワークライフバランスの崩壊、メンタルヘルスケア体制の未整備といった、過度なストレス要因が存在します。

企業側の盲点として、心身の不調は上記1から6の理由が複合的に重なった結果として生じるケースが多い点が挙げられます。

これを「個人の問題」として片付けるのではなく、組織全体の問題として捉えることが大切です。

予防的なメンタルヘルス対策が、長期的な人材定着につながります。

レジェンダ担当者のコメント

お客様先の企業で実施した入社後アンケートでは、業務内容そのものよりも、「相談できる相手がいるか」「職場に受け入れられていると感じられるか」といった項目に不安を感じている回答が目立ちました。
とくに入社初期においては、「業務は何とかなるが、人間関係の距離感がつかめない」「誰に頼ってよいのかわからない」といった声が挙がる傾向があります。
こうした結果からも、早期離職の背景には能力不足ではなく、入社後の関係構築やフォロー体制の設計不足が影響しているケースが多いことがうかがえます。

【採用段階】ミスマッチを防ぐ5つの予防策

早期離職を防ぐ最も効果的な方法は、採用段階でのミスマッチ防止です。

これから紹介する5つの施策を実践することで、定着率を大幅に改善できます。

採用プロセスの見直しは、入社後の定着施策よりもコストパフォーマンスが高く、即効性があります。

求める人物像の明確化から情報開示の徹底まで、体系的なアプローチが必要です。

これらの予防策は、採用担当者だけでなく、現場マネージャーや経営層の理解と協力が不可欠となります。

予防策1:求人票・面接で「ネガティブ情報」も正直に開示する

良い面だけを伝えると入社後のギャップが大きくなり、「騙された」という感情が早期離職につながります。

具体的な実践方法として、繁忙期の残業実態や業務の地味な部分、組織の課題を正直に伝えること、「うちの会社に向いている人と向いていない人」を明示すること、面接で「逆質問」の時間を十分に取り応募者の不安を解消することが重要です。

ネガティブ情報の開示は応募者を減らすのではなく、むしろ本当に合う人材を引き寄せる効果があります。

チェックリスト:求人票に記載すべき情報

求人票には以下を意識し、具体的に記載することをおすすめします。

  • 月平均残業時間として繁忙期と閑散期の両方を明記する
  • 休日出勤の頻度を年間何回程度と数値化する
  • 離職率として直近3年の定着率を開示する
  • 給与の内訳を基本給とインセンティブと手当の比率で説明する
  • 評価制度の概要として何をどう評価するかを明示する
  • 研修や教育制度の有無を具体的に記載する

これらの情報開示により、応募者は正確な判断ができ、ミスマッチが減少します。

予防策2:面接に現場社員・直属の上司を同席させる

人事担当者だけの面接では、現場のリアルな雰囲気や人間関係が伝わりません。

実際に一緒に働く人との相性確認が重要です。

具体的な実践方法として、最終面接には配属予定部署の上司や先輩社員を同席させることや、面接後に「社内見学」や「ランチミーティング」を実施しリラックスした雰囲気で質問できる機会を作ることが挙げられます。

1日体験入社をインターンシップ形式で実施することも検討すると良いでしょう。

予防策3:「求める人物像」と「NG人物像」を明確に言語化する

曖昧な採用基準ではミスマッチが頻発します。

「どんな人が活躍しているか」「どんな人が辞めていくか」を分析し、明確な基準を持つことが重要です。

具体的な実践方法として、以下を参考にしてみましょう。

  • 過去の成功事例や失敗事例を分析し「活躍人材の共通点」「早期離職者の共通点」を洗い出す
  • 「スキル要件」だけでなく「価値観」「働き方の志向」もすり合わせる
  • 面接評価シートに「カルチャーフィット」「価値観の一致」の項目を追加する

予防策4:応募者の「転職理由」と「入社条件」を徹底的に把握する

応募者が「何を求めて転職してきたか」を理解しないと、入社後のギャップが生まれます。

具体的な質問例は、以下のとおりです。

  • 「前職を辞めた理由は何ですか、本音ベースで教えてください」
  • 「入社後、どのような働き方を実現したいですか」
  • 「譲れない条件は何ですか、給与や勤務地、働き方など」
  • 「3年後、5年後のキャリアプランをどう描いていますか」

表面的な回答ではなく、本音を引き出す質問力が採用担当者には求められます。

予防策5:リファレンスチェック・適性検査の活用

面接だけでは見抜けない性格特性や、前職でのトラブル歴を把握できます。

具体的な実践方法は、以下をご覧ください。

  • リファレンスチェックで前職の上司や同僚への確認を実施する(応募者の同意が必要)
  • SPI・GAB・ミキワメなどでストレス耐性や協調性、価値観を測定する
  • 過去の職歴で「短期離職」が多い場合はその理由を深掘りする

客観的なデータに基づく判断が、採用の精度を高めます。

レジェンダ担当者のコメント

中途採用支援を行う中で感じるのは、採用段階ではスキルや経歴といった分かりやすい指標に目が向きやすく、入社後の定着リスクが十分に検討されないまま採用が進んでしまうケースが少なくないという点です。実際に、採用数を確保する目的で、初期選考における転職回数を合否判断の基準から外した企業もありました。しかし、その結果として母集団は広がったものの、早期離職の割合自体は大きく変わらなかったという事例も見られています。 この事例から見えてきたのは、転職回数や経験社数を基準にするかどうかが本質的な問題なのではなく、離職に至った背景や価値観、働く環境への期待を十分にすり合わせないまま採用を進めてしまう点にあります。採用時点で「なぜその選択をしてきたのか」「どのような環境であれば力を発揮できるのか」を丁寧に確認し、双方が納得したうえで意思決定することが、結果的に早期離職の予防につながると考えます。

【入社後】定着率を高める7つの施策

採用後のフォロー体制が定着率を大きく左右します。

これからお伝えする7つの施策を組み合わせると、中途採用者の早期離職を減らせます。

入社後の初期段階での印象が、その後の定着率に決定的な影響を与えるため、計画的なオンボーディングプログラムの設計が不可欠です。

単発の施策ではなく、体系的なフォロー体制を構築することで、中途採用者の不安を解消し、組織への帰属意識を高めることも大切です。

施策1:入社初日からの「オンボーディングプログラム」設計

入社初日の印象がその後の定着率に大きく影響するため、「歓迎されている」と感じられる雰囲気づくりをしましょう。

具体例は、以下のとおりです。

  • 入社初日には全社員へのメール紹介やデスク周りの整備をしておく
  • 名刺、ウェルカムメッセージを用意する
  • 入社1週間で研修や各部署の業務紹介、社内システムの使い方レクチャーを実施する
  • 入社1ヶ月後に業務の基礎習得、メンターとの1on1、上司との目標設定面談をする
  • 入社後3ヶ月目で中間フィードバックやキャリアパスの確認、不安や悩みのヒアリングをする

オンボーディングチェックリスト(人事・現場共通)

オンボーディングを成功させるためのチェックリストは、以下を参考にしてください。

  • 入社前に「初日のスケジュール」を共有する
  • デスクやPCや名刺を事前に準備する
  • 歓迎ランチや懇親会を実施する
  • 業務マニュアルや社内資料を整備する
  • 質問しやすい雰囲気づくりとしてチャットなどでの気軽な相談窓口を設置する

これらの準備により、中途採用者は「自分は歓迎されている」と実感でき、組織への帰属意識が高まります。

施策2:メンター制度の導入

直属の上司だけでなく、「斜めの関係」のサポート役がいることで孤立を防げます。

具体的な設計方法として、メンターは同じ部署ではなく別部署の先輩社員を割り当てることや、週1回の1on1ミーティングを15分から30分で必須化することなどが挙げられます。

メンターには「傾聴」「共感」のトレーニングを実施し、メンターの負担軽減のため、担当期間を3ヶ月から6ヶ月に限定するなどの方法も検討しましょう。

メンター制度は、形式的に終わらせず実効性を持たせることが成功の鍵です。

施策3:上司との定期的な1on1ミーティング

「放置されている」と感じることが離職の大きな要因となるため、上司との密なコミュニケーションが安心感を生みます。

具体的な実践方法は、以下をご覧ください。

  • 入社後3ヶ月は週1回、その後は月1回から2回の頻度で1on1を実施する
  • 1on1のアジェンダ例として業務の進捗確認や困っていること、キャリアの相談、フィードバックを含める
  • 上司には「傾聴型1on1」のトレーニングを実施し一方的な指示ではなく相手の話を聞く姿勢を育成する

施策4:「90日レビュー」で早期離職の兆候を察知

入社後3ヶ月である90日が離職を決断する最初のタイミングのため、この時期に不満や不安を解消することが重要です。

具体的な実施方法として、入社90日目に人事担当者が本人と面談を上司不在で実施すること、匿名アンケートで「入社前後のギャップ」「満足度」「悩み」をヒアリングすることが挙げられます。

離職リスクが高いと判断した場合、即座に上司や人事で対策会議を実施することが大切です。

90日レビューのヒアリング項目例

90日レビューでは、以下の項目をヒアリングします。

  • 「入社前のイメージと現実のギャップはどの程度ありましたか」
  • 「現在の業務内容に満足していますか」
  • 「上司や同僚との関係は良好ですか」
  • 「困ったときに相談できる人はいますか」
  • 「今後のキャリアについて不安や疑問はありますか」

これらの質問により、表面化していない不満や悩みを早期に発見でき、適切な対策を講じることが可能です。

なお匿名性を確保すると、本音を引き出しやすくなります。

施策5:「ウェルカムランチ」「歓迎会」の実施

業務外のカジュアルな交流が心理的な距離を縮め、孤立感を解消します。

具体的な実践方法として、強制参加ではなく任意参加の形でプレッシャーを与えず、入社1週間以内に部署全体での歓迎ランチを実施することが挙げられます。

その際、業務の話だけでなく、趣味や出身地など個人的な話題も交えると良いでしょう。

業務外でのコミュニケーションの場が、組織への帰属意識を高める重要な機会となり、費用対効果の高い定着施策の一つといえます。

施策6:業務マニュアル・ナレッジベースの整備

「質問しづらい」「何度も同じことを聞くのが申し訳ない」という心理的ハードルを下げることが重要です。

具体的な実践方法として、NotionやConfluence、社内Wikiなどで業務手順や社内ルールを可視化する、動画マニュアルであるLoomなどで複雑な業務をわかりやすく伝えるなどが効果的です。

ナレッジの蓄積は、中途採用者だけでなく既存社員の業務効率化にも貢献します。

施策7:「中途採用者コミュニティ」の形成

同じ境遇の仲間がいることで孤独感が和らぎ、帰属意識が高まります。

具体的な実践方法は、以下のとおりです。

  • 入社時期が近い中途採用者同士のランチ会や懇親会を定期開催する
  • Slackなどで「中途採用者専用チャンネル」を作り、気軽に相談や情報共有できる場を提供する
  • 半年から1年後に「中途採用者座談会」を開催し定着のコツや改善提案を共有する

横のつながりが、縦の関係では得られない安心感を提供します。

レジェンダ担当者のコメント

中途採用支援やオンボーディング設計に携わる中で明らかになってきたのは、早期離職の要因がスキル不足ではなく、入社後に「誰に・何を相談すればよいか分からない状態」にある点です。 実際に当社が支援した企業の入社後データや面談記録を分析すると、入社30日以内につまずいた中途入社者ほど、承認フローや業務上の相談先が明確でない傾向が見られました。 中途採用者は即戦力として期待されやすい一方で、入社初期に「相談できる相手がいない」「期待役割が分からない」状態が続くと、早期離職につながることもあります。一方、業務マニュアルや相談導線を整理し、定期的な面談を組み込んだ企業では、立ち上がりの不安が早期に解消されやすいことも確認されています。こうした分析結果を踏まえ、当社ではオンボーディングを研修にとどめず、定着を支える仕組みとして再設計する支援を行っています。オンボーディングに課題を感じている場合は、受け入れ設計から定着支援までを一貫して支援する当社サービス 「WELLBOARDING」 の活用もご検討ください。

早期離職リスクが高い人材を見極める5つのサイン

採用段階や入社後の初期段階で、以下のサインが見られた場合、早期離職のリスクが高いと判断できます。

早めの対策が重要です。

これらのサインを見逃さず、適切なフォローを行うことで、離職を未然に防ぐことができます。

ただし、これらはあくまで「可能性」であり、決めつけではなく、丁寧な対話とサポートが必要です。

早期発見と早期対応が、定着率向上の鍵となります。

サイン1:過去に短期離職(1年未満)を繰り返している

転職を繰り返すこと自体が問題ではありませんが、「すぐ辞める癖」がついている可能性があります。

対策として、面接で「なぜ短期で辞めたのか」を深掘りし、同じ理由である人間関係や業務内容のミスマッチなどが自社でも起こらないか確認することが重要です。

過去のパターンから学び、同じ問題を繰り返さないための具体的な対策を講じる必要があります。

履歴書の職歴欄は、単なる経歴確認ではなく重要な予測指標となります。

サイン2:面接で「前職の悪口」ばかり言う

他責思考が強く、自社でも同じように不満を募らせる可能性が高いと判断できます。

対策として、「前職での学び」「自分に改善できる点」を聞き、内省的な姿勢があるか確認することが大切です。

不満を述べること自体は問題ではありませんが、その原因を自分以外にばかり求める姿勢は、組織適応力の低さを示唆している可能性があります。

サイン3:入社後、質問・相談が極端に少ない

「質問しづらい」と感じているか、または「もう諦めている」可能性があります。

対策として、上司やメンターから積極的に声をかけ、「困っていることはないか」を定期的にヒアリングすると良いでしょう。

質問が少ないことを「優秀」と勘違いせず、むしろ孤立のサインと捉え、組織側から歩み寄る姿勢が求められます。

サイン4:入社1ヶ月で「体調不良」による欠勤が増える

心理的ストレスが身体症状として現れている可能性が高いと考えられます。

対策として、産業医面談を実施し、業務負荷や人間関係の問題がないか確認することが重要です。

体調不良を「個人の問題」として放置せず、組織の問題として捉え、改善する必要があります。

メンタルヘルスの不調は、早期離職の強い予兆であり、適切なケアとサポートが不可欠です。

放置すれば離職だけでなく、訴訟リスクにもつながります。

サイン5:社内イベント・懇親会に一切参加しない

組織への帰属意識が低く、「どうせすぐ辞める」と考えている可能性があります。

対策として、無理に参加を強制せず、1on1で「なぜ参加しないのか」を聞き、心理的な距離を縮めることが大切です。

不参加の理由は様々であり、単に人付き合いが苦手な場合もあれば、すでに離職を決意している場合もあります。

理由を理解した上で、適切なアプローチを取ることが重要です。

まとめ:中途採用の定着率向上は「採用前」から始まる

中途採用者の早期離職は企業に多大な損失をもたらしますが、適切な施策を講じることで大幅に改善できます。

定着率向上はテクニックだけでは実現できず、既存社員も含めた組織全体で「新しい仲間を歓迎する文化」を醸成することが重要です。

中途採用の定着率向上は短期的なコスト削減だけでなく、組織の競争力強化や企業ブランドの向上につながる戦略的な投資と認識し、本記事の施策を実践することで、組織を強化していきましょう。

中途採用社がすぐに離職する状況や、その対策について、お悩みのことがあればお問合せからお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

金濵 祐香子
採用支援事業部

■経歴
通信・IT・メーカー・製造・小売など、さまざまな業界のクライアントを担当し、新卒・中途採用の支援をPMとして推進。常駐・遠隔の両形態で支援を行い、リクルーター・面接官・バックオフィス統括等の役割を担いながら、選考設計から運用まで一貫して支援している。

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