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想い切りトーク Vol.028 後編

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カオスを楽しむマインドセットで
大胆に課題解決に挑む

取材日: 2019/08/27

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MESSAGE人事こそ“Go Bold”であり続ける姿勢が重要

木下 達夫

北澤
最後に、先進的な人事パーソンからのメッセージということで、全国の人事パーソンのためになるような一言をお願いします。
木下

人事が組織と社員の両方に寄り添ってというのは、どの会社でも同じ役割を持っていると思います。そのとき、どれだけGo Boldに仕掛けられるか、というところが本当に重要だと思います。守りの部分も重要ですが、それ以上に大胆になること。事業も競争環境が激しくなりどんどん変わっていかなくてはいけません。組織も個人も変わっていかなくてはいけないのです。そういう中で、人事が一番変わっていかなくてはいけない局面だと思います。

そこで「どれだけアグレッシブに仕掛けられていますか?」というのは、社内でもよく会話をしています。ある意味会社を超えて「どれだけ大胆にやっていますか?」という挑戦をし合いたいです。それが人事仲間に対するメッセージですね。メルカリにおける私の挑戦はまだ始まったばかりです。課題はたくさんありますが、その課題に「カオスを楽しむ」というマインドセットで取り組み、Go Boldで在り続ける姿勢が重要だと思います。

北澤
日本の人事の場合、日本的経営の権化みたいなところがありますが、彼らの視点で考えたときに、どうしたらもう少し大胆になれますか?
木下

やはりビジネスドリブンであるべきだと思います。「グローバル化待ったなし!」で、経営者もどんどん危機感が高まっていると思います。環境要因が待ったなしの中で、どれだけ先手が打てますか?というところで、先ほどのイチローじゃないですけど、7割却下されてもいいんです。3割取れればいいぞ、みたいなところでどんどんあたりに行く。人事から経営に提案しても、断られてなんぼです。

北澤
もうひとつの待ったなし!が、テクノロジーの変化だと思いますが。
木下

私も正直、頑張ってキャッチアップしていますという感じです。社内コミュニケーションは100%Slackです。一切社内E-mailは使いません。100%ペーパーレスなので、ドキュメントが全部Google Docsです。共同作業で作っていくので、一切添付メールとバージョン管理がありません。先端の働き方だと思いますし、これは今後必須になると思えます。どれだけ早く適応できたかというところが、ひとつの競争力になると思います。

北澤
テクノロジーの進化に適応してかないといけないということですかね。
木下

そうですね。テクノロジーをどれだけ活用してやっていくかというのは、生産性にも大きな影響を与えると思います。
メルカリにはAI社員がいるんですよ。ヒサシくんという、Slackのbotなんですが、社内用語や資料の保存場所など、メンバーからの様々な問い合わせに回答してくれます。「ヒサシくん、英語に翻訳して」と頼むと、メルカリ用語も全部わかっているので、かなり精度が高い翻訳をします。

これは、当社の良いところだと思いますが、AI社員に対して「みんなで育てよう」という姿勢がすごくあるんですね。例えばヒサシくんが知らないことがあると、みんなで教えてあげている。そうしたらヒサシくんが「ありがとうございます」と。次にその人が聞いたらちゃんとヒサシくんが教えてくれる。すると「よくできました」みたいなマークが押してあって「みんな、温かいな」みたいな。

いろいろ会社がAIの活用にトライしているけれども、なかなかうまくいかないのは、ツールというよりもカルチャーが実はバリアになっていたりします。どんどん新しいことにチャレンジしてダメなところがあったら、みんなで補ってあげればいいと思います。そうするとだんだん使い勝手が良くなっていき、同時に使う側の効果的な利用の仕方への理解が進んで、有意義な結果につながりやすいです。そのためにはグロースマインドセットが重要です。

木下 達夫

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